もうすぐ貯金は1000万円に手が届く。次の目標は2000万円だろうか。

「その前に、結婚して子供のために使ってしまうと思います。家庭を持って、自分で家を買うのが夢なんです」

もしお金持ちの男性と結婚しても、仕事は絶対に続けるつもりだ。

「自分の社会的立場もほしいですし、夫に買ってもらうのは抵抗があるんです。高い化粧品だって、自分で働いたお金なら堂々と買えますよね」

ポリシーを持ってお金に向き合う

「肉食系消費男」と、「草食系節約女子」──。10年後、2人はどんな生活を送っているのだろうか。

沢さんはこの先、たとえ大きな試練にみまわれたとしても、風にしなる草木のごとく、着実に堅実にお金を貯めていくのだろう。堀井さんは希望どおりフラフラしたおっさんになり、かわいい子供はピアノ教室に通っているのか……。

正反対に見える2人だが、何にせよ自分なりの目標を持って、たくましくお金に向き合っているところは共通しているように思う。

ちなみに、この記事を読んだ独身男性諸氏が「沢さんを嫁にほしい」と編集部に電話をいただいてもお取り次ぎはしません。あしからず。

(澁谷高晴=撮影)
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