理事長を世襲することで権力を握り続ける創業家

実は、逮捕されるような不祥事を起こしていないまでも、絶対的な権力者として大学に君臨している創業家一族出身の理事長は少なくない。創業から50年以上経って創業者はとっくに世を去っていても、その子どもや孫が大学経営を受け継いで理事長になっているのだ。私学法では創業家から多数の人が理事になり理事会を支配することは事実上禁じている。その一方で、理事長に圧倒的な権限を集中させることが可能になっていて、創業一族は理事長を世襲することで権力を握り続けてきた。

一方で、日本大学のように創業家が残っていない大学でも、理事長になった人が全権を握り、独裁になるケースが少なくない。理事長の座を巡って泥沼の権力闘争になることも多々ある。

何でこんなことが起きるのか。