バランスボールエクササイズ【3】:基本動作

基本姿勢を整えたら、さっそくバランスボールを使って跳んでみましょう。

跳ぶときに意識したいポイントは3つ。まず1つ目は、お尻をボールにグッ、グッと押しつけるようなイメージで跳ぶこと。

[基本動作①]跳ぶときは、お尻をボールにグッと押しつけるようイメージしましょう
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
[基本動作①]跳ぶときは、お尻をボールにグッと押しつけるようイメージしましょう

最初は、お尻とボールが離れなくても問題ありません。慣れてきたら自然と高く跳べるようになります。口角を上げて、笑顔で跳ぶことで、「幸せホルモン」の分泌が促進されます。

上手に跳べるようになると、写真のようにお尻とボールが離れ、ボールが宙に浮いているような状態にも…
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
上手に跳べるようになると、写真のようにお尻とボールが離れ、ボールが宙に浮いているような状態にも…

鼻から吸って口から吐く「鼻呼吸」を徹底

2つ目は、呼吸を意識して跳ぶこと。跳んでいるときは常に、鼻から吸って口から吐く「鼻呼吸」を繰り返します。鼻で息を吸い込むときは、口は軽く閉じた状態で、胸が膨らむように意識しましょう。

[基本動作のポイント②]呼吸をするときは鼻から吸って、口から吐きます
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
[基本動作のポイント②]呼吸をするときは鼻から吸って、口から吐きます

口から息を吐き出すときは、口はすぼめて、「フゥー」と大きく吐き出します。お腹が固くなっているのを感じたらOKです。

口から息を吐くときは、口をすぼめて「フゥー」という感じで大きく吐き出します
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
口から息を吐くときは、口をすぼめて「フゥー」という感じで大きく吐き出します

「頑張る」より「楽しむ」が成功のコツ

3つ目は、お腹にグッと力を入れて跳ぶこと。体の中心、恥骨からみぞおちの間に「腹直筋」というお腹の筋肉があります。ここを立てるようなイメージで、グッと力を入れて跳んでみましょう。

[基本動作のポイント③]写真(右/左)を参考に、恥骨からみぞおちの間にある「腹直筋」というお腹の筋肉にグッと力を入れることを意識して跳びましょう
撮影=横田裕美子(STUDIO BANBAN)
[基本動作のポイント③]写真(右/左)を参考に、恥骨からみぞおちの間にある「腹直筋」というお腹の筋肉にグッと力を入れることを意識して跳びましょう

いかがでしたか?

まずは「頑張る」ことよりも「楽しむ」ことを大切に、ボールの上でポンポンと跳びながら感じる爽快感を味わってみてください。