生活習慣病は数あるけれど、最も患者数が多いのは「高血圧」。国内患者数4000万人とされているので、3人寄れば1人が高血圧ということである。これといった症状がないので、“たかが高血圧”と放置している人が多い。すると、何の前触れもなく、あるとき突然「脳卒中」や「心筋梗塞」などを引き起こすため、音もなく忍び寄る殺し屋“サイレント・キラー”と呼ばれている。
高血圧患者の多くが訴えるのは睡眠の悩み。何と患者の約50%にものぼるという。“高血圧の陰に睡眠不足あり”で、睡眠不足が高血圧を引き起こしたり、悪化させたりしているケースは多いと指摘されている。
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