大腸がんの死亡者数は2009年に4万2407人で、がん死亡者数の第3位。治療の基本は手術だが、大腸がんが粘膜にとどまり、直径が2センチ以下の「0期」、早期がんであれば開腹することなく「内視鏡治療」が行われる。内視鏡治療ができない段階になると「腹腔鏡手術」。さらに進行すると「開腹手術」となる。

手術でがんが取り切れなかったり、がんが再発してしまったりした場合は抗がん剤による「化学療法」が行われる。