だから耐久年数は200年に
建築史家の藤森照信さんが見学に来た際、ビルのコンクリートを見て「いい塗料を使っているな、何を使ったのか教えてくれよ」と言うんですよ。
ぼくが「コンクリートの純度を高めているだけで何も使っていませんよ」と応えてもぜんぜん信じてくれなかった。「何も塗ってないのに、こんなに表面がつるんとするはずがないだろう、教えてくれよ」と。そのたび「本当に塗ってないんですって」と何度も否定しました。
ビルのコンクリートを見てもらうとわかるんですが、光っているように見えませんか? これはガラス質です。コンクリートを打設したあと、いい状態で養生、つまりしっかり固まるまで待ってあげれば、コンクリートのなかにガラス質が生成するんです。これにより表面がつるんとしたように見える。
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