「値上げは数回に分けて」が基本

③値上げは、一度でやらない

2023年ごろ多く見かけましたが、知名度のある老舗で、商品力や接客力も強いお店が一気に値上げをしていました。こういうお店は、長年かけて多くのお客を持っているので、一時的に客数が減っても戻りやすいです。

しかし、普通のお店だと、この方法は怖いです。「10年に1度」といった大胆な値上げではなく、インフレ時代(少しずつ物価が上がる時代)に合わせて、数回に分けて値上げするのが基本です。

このお店には商品の改善を含めた「QSCA」の改善を提案しましたが、すでにやる気が失せていたのか、耳を貸してもらえませんでした。QSCAとは、Q:品質(クオリティ)、S:接客(サービス)、C:清潔さ(クレンリネス)、A:雰囲気(アトモスフィア)を指し、お客が無意識に店を評価するときの基準です。