嫌悪される「構造的な仕組み」
物理的な距離だけではなく、心理的にも金銭的にも「実家が遠い」、そのコスパの悪さが、「帰省ブルー」につながる、と、昨年の記事で私は述べた。家族や親族、それに、「地元のつながり」がタイパの悪さも感じさせる。いくつものうっとうしさが、複雑にからまりあっているから、「帰省スルー」=帰省を避けようとする人が増える。
ただ、ここまで帰省が嫌悪される背景には、もっと根深い問題があるのではないか。めんどくさい、うっとうしい、損をする……それだけではない、より構造的な仕組みが、帰省を蛇蝎のごとく嫌わせているのではないか。
とすると、東京をはじめとする都市部に住んでいる人たちは、地方に帰る=行くことを、嫌っているのだろうか。
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