「象徴学」はしっかりと「こちらでやっていく」
上皇陛下は、憲法で「象徴」と規定された天皇にふさわしい素養を身につける学びを、「帝王学」と表現することは適切ではない、とお考えでした。言い換えるなら「象徴学」である、と。
一般的な学校教育ではカバーできないその象徴学は、しっかりと「こちらでやっていく」と明言されていました。
実際にそれを実践されていた事実も知られています。当時の学習院大学学長だった児玉幸多氏ら一流の歴史学者を招いて、系統的に「天皇の歴史」を学ばれた事実がありました。上皇、上皇后両陛下は、高校時代、あるいはさかのぼって中学時代の天皇陛下に、「象徴学」を学ばせるという姿勢をはっきりと持っておられました。「皇位継承者としての教育方針」を明確に確立しておられたのです。
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