「皇位継承は人気投票ではない」という主張
悠仁さまは、皇族の数そのものが減少し、とくに男性による皇位継承が困難になってきているために皇室典範の改正論議が起こるなかで誕生された。それは、ご自身の責任ではまったくない。これほどまでに大きな期待や重圧を背負わされて誕生された男児は、これまでいらっしゃらなかっただろう。
また、将来の天皇にふさわしいのは誰かという問題が、潜在的にくすぶっている。そうしたなかでの「東大騒動」は、悠仁さまには荷が重かったのではないか。
これまで「愛子さまを天皇に」という声に対し、保守派は「神武天皇のY染色体を継承しているのは、悠仁さまなのだ」と答えてきたが、最近はさすがにこうした発言はほとんど耳にしない。代わりに言われているのが「皇位継承は人気投票ではない」という主張である。すでに「愛子さまのほうが人気がある」ということが前提とされているあたりに、保守派の苦悩が見える。国民の9割が女性の天皇を支持しているとなれば、なかなか状況は複雑である。
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