60歳を過ぎていたら、ケアハウスでの暮らしも検討できる

三山さんの父親(77歳)は、大手の電機メーカーを60歳で定年退職したのち、67歳頃まで従業員30人くらいの小さな会社に転職して、引き続き、働いていた。母親(75歳)は結婚してから、ずっと専業主婦として過ごしてきた。

由紀さんには、2つ上の兄(45歳)がいる。兄は勉強もできて、スポーツも得意。妹のことも気にかけてくれる優しい性格でもある。そんな兄は27歳の時に結婚して、今は高校生と中学生の子どもを持つ父親になっている。住んでいるのは、車で1時間くらい離れた場所だという。