共感しすぎない
「プライベートなことなのに、関係のない友人から口を出される」
「仲間のイベントの手伝いを無償でやっていた。負担が大きくなり、あるとき『できない』と伝えたら強い口調で非難された」
このように人から踏み込まれたり、過度に頼られたりするときは、相手から依存されているのかもしれません。依存を防ぐポイントをお伝えします。
「なんだかイヤだな」という気持ちにフタをしない
相手はいきなり依存してくるわけではなく、会話や小さな頼み事を通して「どの程度、寄りかかれる相手なのか」「イヤだと言ってこないか」を観察しています。
「イヤだと言ってはいけない」「頼まれたら全部応えなきゃ」という気持ちが、あなたをとらえる「フックの穴」になります。モヤモヤしたら顔に出しましょう。「なんでも受け入れてくれる人じゃない」とわかれば、依存したい人は去っていきます。
仲良くなるときは少しずつ
依存する人は、相手との距離感をうまくつかめません。
「初対面なのにプライベートな秘密を詳しく打ち明けられる、一気に親密な空気を出される」という場合は、親しくなりすぎないよう気をつけて。
相手の話に興味があるそぶりをしたり、「なにかあったらいつでも話を聞くよ」などと言ったりしないようにしてください。
敬語を崩さず、言葉遣いでも距離をとること。共感しすぎずに返事はあっさりと、を心がけましょう。
違和感があるときは関わらない
ちまちま「それは無理」と押し返す
度重なるお願いにも笑顔で「いいですよ」と応えていると、いつのまにか「このくらいやってもらって当然」と思われてしまいます。「引き受けたら後でしんどくなりそう」と思ったら、「今はちょっと忙しくて」と断りましょう。
小さな頼みを押し返しておくことが、大きなトラブルの予防になります。
SNSでも依存は起こる
「SNSにコメントを書いて応援してくれていた人が、ちょっとしたことでアンチに回る」なども依存のひとつです。相手の投稿をみて「ジメッとしてる」「違和感がある」という場合はなるべく関わらないよう気をつけてください。「なんだか変だな」と思う相手にはコメントを返さないこと。仲良くなるときは少しずつ、です。