同じ島民でも職種により生活環境は異なっていた

当時の端島では、三菱鉱業の管理職や職員、鉱員、島の生活を支える商店などの立場の違いで、生活環境も大きく異なった。

炭鉱長の息子である賢将(清水尋也)の家は、応接室などもある島内唯一の戸建て住宅だが、鉱員の息子だった鉄平(神木隆之介)の家は高層建築に長屋のような狭い住宅がたくさん並ぶ、鉱員住宅だ。風呂などはもちろんなく、トイレも共同だった。

カラーでよみがえる軍艦島』には、元島民の石川あずまさんのインタビューが掲載されていて、当時の暮らしを語っている。