任意の事情聴取というくせ者
袴田さん1人を重要参考人として捜査対象にし、任意という名の、実は厳しい取り調べが開始されたのだった。
しかし、被害者の服装がパジャマ姿でなくYシャツ姿などであったことや、腕時計をしている被害者も複数いたという状況からすれば、殺人は全員がまだ起きている早い時間ではなかったのかと疑われる。金品の物色はその後、長い時間をかけて行い、午前2時前に死亡推定時刻をわからなくするためにわざと物音をたて、その後放火したと推理する方が自然であると思われる。
時間を早くすると袴田さんのアリバイが成立してしまうので、捜査側が犯行時刻をあくまでも「未明」にしたということなのだろう。
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