ニコル氏はアメリカ事業の立て直しに向け、複数の施策を提示。その一つが、注文から4分以内での飲み物の提供という新目標だ。現在、この基準を満たしているのは、全オーダー数の約半数にとどまる。店舗によっては15分以上の待ち時間が常態化している現状がある。

1杯1000円超えのドリンク、インフレで敬遠の対象に

不調の一因は、間違いなくインフレにある。英ガーディアン紙は、「顧客らは支出を抑え、スターバックスの高額なドリンクに見切りをつけている」と指摘する。

例としてシアトルの店舗で「キャラメル・ブリュレ・フラペチーノ」を注文すると、フラペチーノ向けに3つ用意されているサイズの中間にあたる「グランデ」サイズで税込み6.86ドルとなり、日本円で1杯1060円という価格だ。カスタマイズによってはさらに料金が加算される。