勉強会に参加したことがない人も、行ってはみたが続かなかったという人も必読! 年間300回以上勉強会に参加したことがある達人や、多くのデキる経営人材と接しているヘッドハンターが、スキル磨きから人脈づくりまで徹底指南。
ただし、様々な勉強会で闇雲に名刺を配りまくっているだけでは知識も人脈も深まらない。大田正文さんは、主催者や参加メンバーの人となりをSNSなどで予習することで、自分に合いそうか否かを判断できると語る。
「人見知りならば、自己紹介のときに『緊張しています。だから紙に書いてきました』と先に明かしてしまう。拍手が起きるほど温かく迎えられるはず。主催者からもフォローしてもらえます。それがない勉強会はハズレ。次回から参加しなければいい。時間を使って参加するのですから、それ以上の価値がなければ参加すべきではありません」
美崎栄一郎さんは「紹介」のパワーを強調する。勉強会に限らず、赤の他人を信用するのは難しい。既存メンバーの紹介で信用を補完できるのだ。特に、主催者とのつながりが重要である。
「主催者と事前にSNSなどで丁寧なやり取りをしておくだけでも違います。いざ参加したときに興味に沿った適切な人を紹介してくれるでしょう」
オープン(紹介不要)の勉強会で信頼を獲得できれば、メンバーが個別に参加しているクローズド(紹介制)の勉強会に入ることができるかもしれない。当然ながら、クローズドの勉強会ではより希少性の高い情報や人脈が手に入る。こうした価値の高い勉強会情報はGoogle検索では出てこないのだ。