端島では「高いものから売れる」、島民の購買意欲は旺盛だった
島内にも購買店や労組管轄の生協などがあり、日用品から食料品までを取り扱い、安い値段で購入ができた。しかし、生鮮野菜に関しては島内でほとんど生産されていなかったため、アキナイ(島外から搬入しての行商)から購入するしか手段がほとんどなかったという。これも、「軍艦島は高いものから売れる」と言われていた一因かもしれない。
端島の生協売店には実演販売が来ることもあった
なお、アキナイに行った行商が、島内でパンやお菓子などを高浜で待つ家族に購入していく姿も見られた。軍艦島はいわば都会であり農村の高浜にはないものが軍艦島では手に入れることができたのだ。青空市場は島民だけでなく、近隣地域に暮らす住人にも、多大な影響を与えていたのだ。
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