剛速球がなくても打者を打ちとれる驚くべきデータ

ただ、一定程度のパフォーマンスをするとの楽観的な意見がある一方で、ネガティブな意見もある。

「MLBのボールやマウンドが大きく変わるため、故障のリスクも高まって、年間通して使えない」
「会話力や球場の移動距離などの問題は大きな壁になる」
「(外国人の)捕手との相性によって左右される」

確かに環境が大きく変わるため、最初から全開というわけにはいけないだろう。また、これまで30代でメジャー挑戦した上原浩治(巨人→オリオールズなど)や平野佳寿(オリックス→ダイヤモンドバックスなど)、斎藤隆(横浜→ドジャースなど)はいずれも先発ではなくリリーフに回った。特に、上原の場合は先発としては限界が来ていたため、MLBでの中4日のローテーションに耐えられなかった。そう考えると、ローテを守り切れるかという懸念はある。

しかし、菅野の場合、ずば抜けた適応能力の高さがある。それは、多くの専門家がすでに言っている。