国際政治学では研究が進んでいない人種差別と戦争の関係
現代の世界において人種差別を巡る問題は非常に根が深いが、実は国際政治学においてはほとんど研究されていない。たとえば、米国の国際政治学者であるケネス・ウォルツの著書『人間・国家・戦争:理論的分析』(※1)には人種差別(racism)についての言及は一切ない。
2023年に米国ワシントン大学のジョナサン・メーサーが日露戦争におけるロシアの人種差別的対日観が政策決定に与えた影響についての論文(※2)を著すなど、ようやく関心が向けられるようになったが、研究は非常に少ないのが現状である。
その意味で、人種差別と戦争との関係に目を向けたガンダムSEEDシリーズの問題提起は非常に重い。
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