イギリスでも同級生の数が多いほど幸福度が低い

アメリカと同じ結果は、イギリスでも得られています。

分析を行ったのは、ミシガン大学ディアボーン校のイーワン・イェ助教とカリフォルニア大学デービス校のシュウ・シャオリン教授です(*5)。イェ助教らは2002~2018年までのイギリスのデータを用い、同じ年に生まれた人の多さと幸福度の関係を検証しました。この分析の結果、同級生が多い世代ほど、幸福度が低いことがわかったのです。