マナーのいい人がバッグにしのばせているもの
懐紙はふたつ折りにした小ぶりの和紙のこと。かつての日本人は、いつも懐に懐紙を入れ、メモにしたり、汚れを拭いたり、食事の際の小皿代わりにしたり、菓子の持ち帰りに使ったりと、あらゆる場面で利用してきました。ちょっとした現金を包んで渡したりするのにも役立つなど、現代においてもとても便利なものなので、懐紙をバッグに入れておくのはいかがでしょう。
いざという時にさっと取り出す姿は、気が利いていて周囲の人たちの目に美しく映ることでしょう。
和食と洋食で違う作法
食事のいただき方に「絶対これ」というものはありませんが、長年培ってきたマナーやルールには、人を不快にさせないための理由があります。食卓をみなで楽しく囲むためのふるまい方を見ていきましょう。
外食先での心得
・香水などの強い匂いは食事の妨げになるので、付けていかない。
・口から料理を迎えにいかず、正しい姿勢を保つ。
・食事中に肘をついたり、髪や肌に触ったりしない。
・できれば中座は避ける。
・料理が出されたら、温かいうちにすぐに食べ始める。
・箸やナイフフォークを人に向けない。
・和食の場合は、皿以外の器は手で持って食べる。
・洋食の場合は、皿を勝手に動かさない
もてなし側の心得
・お客様に盛り付けや器を楽しんでいただくため、正面が見えるように出す。
・酒杯は空いていないか、ご飯が足りているか、さりげなく気配りを。
・香水などの強い匂いは食事の妨げになるので、付けていかない。
・口から料理を迎えにいかず、正しい姿勢を保つ。
・食事中に肘をついたり、髪や肌に触ったりしない。
・できれば中座は避ける。
・料理が出されたら、温かいうちにすぐに食べ始める。
・箸やナイフフォークを人に向けない。
・和食の場合は、皿以外の器は手で持って食べる。
・洋食の場合は、皿を勝手に動かさない
もてなし側の心得
・お客様に盛り付けや器を楽しんでいただくため、正面が見えるように出す。
・酒杯は空いていないか、ご飯が足りているか、さりげなく気配りを。