自分の文章のおかしさに気づくために

この調査結果を見て私が「危険だな」と感じたのは、自分が書いた文章のどこが変であるかがわからないという人が多いということです。

上司に報告するレジュメや企画書ですから何度も読み返しているはずなのです。誤字や脱字、事実関係の見誤りといった類のミスならともかく、「主語がわからない」「文章が論理的につながっていない」ことに気づくことができず、「よし、これでOK」と意気揚々と提出してしまうのは、ある意味で怖いことだと私は思っています。しかも、そのような不完全な文書を提出して上司をイラつかせ、その指摘に自分もまたイラついているのでは、自分発信の負の連鎖です。

一方、この調査結果には出てきていませんが、40代で文章が苦手という人も大勢いるはずです。むしろ20代なら「まだ若いから」で許されるところ、40代で部下から「課長の文章、わかりにくいんですよ」などと言われたら、それこそ立つ瀬がありません。他人事ではないはずです。