「腹芸も空気を読むことも絶対にしない」石破茂(67歳)
未完の大器とかダークアンパンマンなど蔑称も多い割に国民的声望の高い石破茂さん、どうも出馬にめどが立つと言ってます。ほんとかね。いや、まあ出られるんなら是非どうぞってことで、久しぶりにクーラーつけたらカビ臭かった系の総裁選出馬芸人みたいになっております。大丈夫なのでしょうか。
候補者が乱立しているところでうっかり石破茂さんが出てしまうと、勝てる見込みのない石破茂さんに貴重な党員票が集まってしまい、結局議員票を多く獲得できる候補者が有利になる決選投票になってしまうジレンマがあります。
「石破茂さんが出ると党員票が割れるので、一回目の投票で過半数を取って勝ちたい小泉進次郎さん陣営からすると、迷惑な存在じゃないですかね」という火の玉剛速球な評価も散見されておりますよ。
石破茂さんのことですので、身を引く代わりに重要閣僚のポストを要求するような腹芸などできるはずもなく、20名の推薦が集まったら何も考えず出馬、政策討論ではいろんなことを放言し、古い自民党政治で議員票をかき集めた新総裁の引き立て役的に終わるのではないかと心配で昼も寝られません。
一番の懸念は、選挙管理内閣としての期待をもって総裁になった石破茂さんが、総理としての仕事をしたがって解散しないまま来年の衆議院任期満了まで引っ張ろうとすることではないかとも思います。口では「すぐに民意を問う」と早期解散ぽい話はしてますけどね。
国民への人気をあてこんで石破さんを選ぶ議員からすれば、さっさと解散総選挙してくれって考えるはずなんですけど、石破さんは絶対に空気読まないでしょう。ほんと、大丈夫なのでしょうか……。
〈まさかの本命に躍り出た小泉進次郎さんに「消去法で勝っちゃうかも」な人まで…自民党総裁選に名乗りを上げた12人を比べてみた〉へ続く