攻撃を受けても、冷静に淡々と話す

大鶴和江『「ずるい攻撃」をする人たち』(青春出版社)
大鶴和江『「ずるい攻撃」をする人たち』(青春出版社)

受動攻撃に引っかかって嫌な思いや不愉快な違和感を感じたときにまずやるべきことは、その相手とできるだけ距離を置くこと。そして、本書でお伝えするような知識を得て、相手を俯瞰して眺めることです。

そして大事なのは、相手の受動攻撃に気づいてもなるべく過剰反応しないことです。

感情的になって攻撃してくる相手に怒りをぶつけて争ってしまうのは、受動攻撃をする人の思うつぼ。

攻撃する人は、攻撃を受けた人が怒ったり、イライラしたりすることで快感を得ているので、冷静に淡々と話すことが大切になります。

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