まんなかに入れる数字が2けたになる場合

にこにこ算で、まんなかのたし算が2けたの場合もあるよね。そのときの解きかたを学んでいくよ。

【例題】
23×41=□

むずかしそうに見えるかもしれないけど、「くり上がり」なので、まんなかを基準に、そこから1けたくり上がるだけ! いっしょに見て行こう。

〈その1〉

1けた目同士、2けた目同士のかけ算をして、まんなかをあけて、その結果をかこう。ここは今までと同じだよね。

〈その2〉

内々外々でにこちゃんをつくって、かけ算をして、たした数をまんなかにかこう! 14になって、2けたになったね。もう1ステップ考えるよ。

〈その3〉

まんなかのくり上がりは3けた目にたすだけ! 答えは943だね!

これができたら、すべての2けた×2けたの計算に使えるにこにこ算が完成するよ。

2けたの数字が出てきたら「くり上がり」を忘れない

さっき、にこにこしたときに、くり上がりがでてくる計算を学んだよね。実はくり上がりは、いろいろなところで出てくるよ。

同じように対応してね!

【例題】
72×18=□
〈その1〉

1けた目同士、2けた目同士のかけ算をして、まんなかをあけて、結果をかこう。このときにくり上がりがある場合はかいておく。今回は1だね!

〈その2〉

内々外々でにこちゃんをつくって、かけ算をして、たした数をまんなかにかこう。今回は<その1>の1もたして、59になるよ!

最後にもう1ステップ考えよう。

〈その3〉

まんなかのくり上がりは3けた目にたすだけ!

「くり上がり」なので、基準からくり上げるだけ!

ぜひ、いろいろなところで、にこにこ算を使ってみてね。