株式投資で資産を増やすにはどうすればいいのか。『【超完全版】フルオートモードで月に31.5万円が入ってくる「強配当」株投資』(KADOKAWA)を出した長期株式投資さんは「株価の暴落時に株を投げ売って投資をやめてしまう人は多いが、それは間違っている」という――。
ストレスを抱えたビジネスマン
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株価暴落で“投資をやめる人”はお金持ちになれない

株式投資は、長く続けていれば自ずとリターンもついてくるプラスサムの世界ですが、株価が下落し続けると、「どこまで下がるのだろう」と不安になることも多いと思います。

その結果、精神的な負荷に耐えられずに、株式投資をやめてしまった個人投資家が後を絶たないというのがこれまでの株式投資の歴史です。

イタリア、ルネサンス期の政治思想家で、フィレンツェ共和国の外交官でもあった、ニコロ・マキアヴェッリは次のように言っています。

「予測しなかった事故は、立ち直るのに非常な困難をともなう。だが、あらかじめ考えにいれておけば、たとえ不意を襲われたとしても、容易に立ち直れるものである」
マキアヴェッリ語録』(塩野七生/新潮社)より

単に続けていればいいだけの株式投資を難しくしているのが株価暴落です。しかし、暴落がどのようなものかを歴史から学び、事前に準備しておけば、何ら恐れる必要はありません。

逆に最悪がどの程度かを理解しておけば、株価が暴落中で安くなっている時にも買うことができ、暴落をチャンスと認識するようになるでしょう。