交通費2万円を支払い、20代と交際する89歳男性

実際、生きたいように生きているから長生きができていると話す男性がいる。コウスケさん(89歳)は、90歳を目前にパパ活をしているのだと話す。相手はなんと、彼が講師として呼ばれたセミナーに受講生として参加していた20代の女性だ。

「私がかつて就いていた仕事に興味があるということで、連絡先を交換し、次第に仲良くなっていったんです。そんな年下の女性に家に通ってもらうのは申し訳ないから、感謝の気持ちとして交通費ということで2万円をお支払いしています。10年以上前に妻をがんで亡くしまして以降独り暮らしです。そこに彼女が月1〜2度やってきて、食事をした後に、少しイチャイチャするのですが、この約半日の時間が本当に楽しくて。彼女が来る予定の数日前から、『一緒に何を食べようか』『どんなお酒を用意しようか』と考えて、前日に買い出しに行きます。時には電車に乗って食材を買いに行くこともありますよ。当日は朝からテーブルをセットしておいて、彼女をお迎えするんです」

妻を亡くした悲しみから救ってくれた大事な存在

パパ活と本人は言うが、コウスケさんは妻が生きていた頃からすでに勃起障害があり、挿入はできない。そのため、裸になって抱き合う他、彼女に対して愛撫あいぶをしたり、オモチャで気持ちよくしたりという行為を持っている。

「もともと女性が好きなほうで、妻がいながら別の女性と付き合ったこともありました。私は女性のイク姿を見るのが好きでたまらないんですね。その姿を見ることが生きがいだとも思ってます。だから今も、彼女をオモチャでいじってイカせていることで満足をしています。彼女が通ってくれる限り、元気でいられるとも思っています」

妻が亡くなった後はしばらく消沈して、半ばうつのようになっていたと話すコウスケさんだが、今はそんな沈んだ時期があったことを感じさせないほど大きな笑顔を見せる。彼女の存在が、この溌剌とした笑顔につながっているというのは大いにあるだろう。