中学入試では「慣用表現」の問題がよく出題される。それはなぜか。中学受験指導のエキスパートである矢野耕平氏は「慣用表現を正しく読み解くには、言外の意味をとらえる必要がある。慣用表現の読み解きが不得手な子は、長文の読解問題でも苦労する傾向がある」という――。
※本稿は、矢野耕平『わが子に「ヤバい」と言わせない 親の語彙力』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
字義通りの意味と言外の意味
わたしは中学受験専門塾を営む傍ら、大学院博士課程で言語学を研究しており、わたしの所属ゼミには海外からの留学生が多い。
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