「いい結果」を出すためのやり方を学べる

これを日々続けていると、お子さんは自分からどんどんかしこくなっていきます。ほめられたことに対して、「丁寧な字を書けば、漢字テストで○の数が増えるんだな」「そうか、ちょっと面倒くさいけど、考え方を書き出したほうが整理しやすいんだな」などと気づくことができ、がんばれば結果につながると学べるからです。

小川大介『子どもの頭のよさを引き出す親の言い換え辞典』(青春出版社)
小川大介『子どもの頭のよさを引き出す親の言い換え辞典』(青春出版社)

また、がんばった行動を口にすることで、「お母さんはいつも忙しそうだけど、ちゃんとわたしのことを見てくれてる」と安心感を得られます。子どもにとって、この「安心感」はとても大切。「ちょっと難しそうだけど、お母さんが見てくれているから、がんばってみよう」と、「まずはやってみよう」という気持ちになるからです。これをくり返すことで、子どものやる気がアップします。

さらに、「こうすればいい結果につながる」という知恵が蓄積されるので、成績も上がってきます。さらに大切なのが、思うような結果が出なかったときの対処です。頭ごなしの全否定にならないように、結果は結果と受け止めたうえで、「何があったんだろうね。うまくいかなかった原因を一緒に考えてみようか」と声をかけてあげてください。

そうすれば、「うまくいかなかったのはやり方の問題で、あなたがダメだからじゃないよ」という言外のメッセージが伝わり、次に向けて背中を押してあげることができます。

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