ChatGPTを使えば文法やスペルのミスを発見してくれる

また、仕事において英語を使ううえで、多くの人がぶつかる壁が、「ライティング(書く)」です。メールや報告書の作成など、文法的に正しい文章を書く力や、表現力が求められます。英語塾に通い、文章をネイティブに添削してもらっている方もいるのではないでしょうか。

ネイティブに頼らなくても、ChatGPTを使えば文法やスペルのミスを発見してくれます。英作文を貼り付けて、「文法や表現は合っていますか?」と聞くと、添削してくれるのです。

ライティング1 英文の誤りを確認したいとき

また、「以下の文章を書き換えてください」とリクエストすると、さまざまな表現を提案してくれるため、語彙の強化にもつながります。リクエストする際に「カジュアルな表現」「面白く」とトーンを設定すると、状況に合わせた書き換えを行ってくれるため、英文でメールを書く人にはとても役立ちます。

もちろん、ChatGPTが間違った回答をすることもあるので、要注意です。弱点はあるものの、使うメリットが圧倒的に大きく、これまで以上に効率的に英語を学ぶことができるでしょう。英会話講師に頼る部分も大幅にカットできるでしょう。上手に取り入れて、リーズナブルに語学力の向上を目指しましょう。

(構成=プレジデント編集部)
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