経済や行政の分野で30代リーダーが目立ち始めている。運命論者で行動主義者。そして、国の先行きに強い危機意識を持っている。彼らは日本の将来をどう見ているのか。

若者に希望を持たせよう

岩手県陸前高田市副市長
久保田 崇

1976年、静岡県生まれ。県立掛川西高校、京都大学総合人間学部を卒業後、内閣府入り。ニート対策に携わるほか、若手官僚の会「プロジェクトK」などで活動。英ケンブリッジ大学MBA。2011年8月から現職。著書に『私が官僚1年目で知っておきたかったこと』など。

ここにもう一人、「実行」を得意とする30代のリーダーがいる。岩手県陸前高田市副市長の久保田崇だ。