オススメの食事プラン

【朝食】

生物学的には、朝、起きてすぐに何か食べる必要はない。最もよくある朝食のメニューは、脂肪を蓄えることにしか役に立たない。最高の朝食は、コップ1杯の水、ブラックコーヒー、砂糖なしの紅茶といえるだろう。もしあなたが朝食をとると言うなら、必ずタンパク質と脂質、食物繊維をメインにしよう。

【昼食】

ランチにお勧めのメニューを紹介しよう。

▼グリル焼きチキンの大盛りサラダ。
▼放牧豚のバラ肉と天然のサケ、またはグラスフェッドビーフ入り焼き野菜ボウル
▼イワシの缶詰とアボカド
【夕食】

野菜と適切に飼育された家畜のタンパク質をふんだんに採り入れた料理を好きなだけ食べよう! エクストラバージンオリーブオイルをソースとして、たっぷりかけるのもお忘れなく(1人あたり大さじ1~2杯)。夕食にお勧めのメニューをいくつか挙げよう。

▼焼き芽キャベツのエクストラバージンオリーブオイルがけと、グラスフェッド・ピカディージョ。
▼緑の葉物野菜炒めと、塩コショウで味つけした天然のサーモン。
▼「チーズ風味」大盛りケールサラダと、グルテンフリーの超ぱりぱりバッファローチキンウィング
【軽食】
▼ブルーベリー
▼ヒカマ・スティック
▼ダーク・チョコレート
▼アボカド半分に塩を振ったもの
▼ナッツとシード類
▼低糖質のビーフジャーキーやサーモンジャーキー
▼セロリの生アーモンドバター添え
▼エクストラバージンオリーブオイル漬けの天然のサケの缶詰(私のお気に入りだ!)
▼ニュートリショナル・イーストを振りかけた放牧飼育の豚ポークラインズの皮揚げ(これも最高だ!)

毎日食べる大盛り「オイルがけ」サラダレシピ

あなたの食生活の基本の1つは、毎日1回、大盛りのサラダを食べ、それに加えて身体にいい脂質とタンパク質をたっぷり摂ることだ。健康のためにはサラダを食べろだなんて、ずいぶん大ざっぱな感じがするかもしれないが、毎日大盛りのサラダを1回、必ずメニューに組み入れよう、と決めれば、脳は植物性のさまざまな栄養素と食物繊維によって強化される。しかも、エクストラバージンオリーブオイルを口に入るための最適の乗り物は、サラダをおいてほかにない!

サラダにオリーブオイルをかける人
写真=iStock.com/Nicholas77
※写真はイメージです

昼食であれ夕食であれ、どんなサラダも脳(と腸内細菌)を育てる新たな機会だ。特大のマイ・サラダボウルを決めたら(できるだけ大きいものを選ぼう。私は食べながらカラフルな色合いがよく見えるガラス製が好きだ)、街に出かけよう。ベースとなる野菜は、栄養価の高いものを選ぼう。色味の薄い玉レタスは栄養価が低く、水分がほとんどだ。それよりも濃い緑の葉物野菜を買い求めよう。お勧めは、ホウレンソウとケールだ。この2つを使ったサラダのレシピを紹介しよう。これをもとに、自由にアレンジしてほしい。

▼ケール、キュウリ、薄くスライスしたハラペーニョ、生のブロッコリー、ヒマワリの種、アボカド、グリル焼きチキン、エクストラバージンオリーブオイル、バルサミコ酢、塩、コショウ、レモン
▼ホウレンソウ、ルッコラ、トマト、ピーマン、チアシード、アボカド、グリル焼きの子エビ、エクストラバージンオリーブオイル、バルサミコ酢、塩、コショウ、生のニンニクのみじん切り、レモン

サラダづくりのいいところは、ルールがないことだ! できるだけいろいろな種類を盛り合わせて、オリーブオイルをたっぷりかけよう。オイルを合わせることで、たくさんの栄養素(脳の処理スピードを上げるカロテノイドなど)が吸収されやすくなる。ポイントは、毎日1回、大盛りのサラダを食べること。身体のためになるアレンジの幅は広い。