時間栄養学は「いつ食べるか」に着目した研究だ。東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長は「間食をするなら午後2時前後の太りにくい時間帯がおすすめだ。朝食には高GI食や魚の油をとると体内時計が整い、よい睡眠につながる」という――。

※本稿は、梶本修身『疲労回復の専門医が選ぶ 健康本ベストセラー100冊「すごい回復」を1冊にまとめた本』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。

ケーキを食べる女性
写真=iStock.com/byryo
※写真はイメージです

太りやすい時間帯と太りにくい時間帯

昼食後、午後のひと仕事を終えて、3時のおやつを。この「3時」という時間、実は医学的にも理に適っているのです。鍵を握るのが、「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれる時計遺伝子です。