相見積もりの業者は3~4社に絞るほうがいい

さて、それで翌々日に有給休暇を取って1日かけて、車の査定に立ち会うことになりました。実は朝の9時半から1時間半おきに4社のアポイントを設定したのですが、別の買取会社の方から後で教えていただいたのは、4社だったら4社同時にアポイントを取る顧客が多いそうです。

つまり同じ時間帯に4社の営業マンに来てもらって査定をしてもらって、一斉に価格を出してもらい、それで一番高かったところに買ってもらうやり方で、買取会社の側も別にそれで構わないというお考えのようです。

あと高く売るコツとしては相見積もりは今回私がそうしたように「3~4社に絞るほうがいい」というアドバイスもいただきました。売り手によっては10社呼ぶ人がいらっしゃるそうですが、営業の方から見ると「買い取れる確率が10分の1」なのでそれほど真剣に値段を入れてくれないのだそうです。

今回お呼びしたのはオートバックス、ビッグモーター、ユーポス、ネクステージの4社でした。読者の皆さんはどこが高く買ってくれるのか興味津々だと思いますが、この記事ではそこはわからないように書きます。理由は、お読みいただくとわかるのですが、高く買ってくれる会社はタイミング次第で変わるからです。

1社目、2社目ともディーラー価格超えを提示

査定が始まりました。車の保管場所に案内してエンジンをかけて、査定の担当者が30分ぐらいかけて細かいところまでチェックをします。先ほども書きましたが、実際の車を見に来てくれる人はこの取引に関しては私の代理人のような役割になります。私から車のセールスポイントをきっちりとヒアリングして、営業所の買い取る立場の人に売り込んでくれる役割です。この現場担当者は基本的に私の車をできるだけ高く買ってもらえるように知恵を絞ります。

車のエンジンをチェックしている人
写真=iStock.com/Pattanaphong Khuankaew
※写真はイメージです

最初の買取会社から出た金額は290万円でした。この段階で親族はかなり大喜びです。いきなりディーラーの下取り価格を70万円上回ってきたからです。現場に来ていただいた方によると売れ筋の車種なので会社としてはぜひ欲しい商品で、それで競合がいることがわかっているので精いっぱいの金額を提示させていただいたという話でした。

次の2社目は、実は私が下調べをした際には「ひょっとしたらここが一番高い値段を提示してくれるんじゃないかな?」と考えていた会社でしたが、提示額は280万円でした。それで親族も「もう1社目で決めちゃってもいいんじゃない?」と言い出したのですが、そこはビジネスマナーとして「きちんと4社とも話を聞こう」と諭して査定を続けました。