米国の掲示板サイト「Reddit」で、ヌートバーが所属するカージナルスのファンが韓国戦後のヒーローインタビュー動画を紹介したスレッド立てると、様々な反応がある中で日本のファンに対する言及もあった。「日本がヌート(ヌートバーの米国での愛称)に恋に落ちているのを見るのはとても爽快だね。日本の雰囲気はアメイジングだよ」といったものや、「日本の人々の野球への情熱を見るのは気持ちがいい。彼が我々(カージナルス)の選手の一人であるヌートバーを応援する姿を見ることを、とても楽しんでいるよ」と、侍ジャパンで戦うヌートバーに熱い声援を送る日本のファンを“褒める”コメントも書き込まれていた。

今回のWBC以外でも日本のファンが称賛されることは少なくなかった。近年日本がホストとなった国際的なスポーツイベントでは、2021年の東京五輪こそ新型コロナウイルスの影響で無観客となってしまったが、2019年に開催されたラグビーワールドカップでも日本のファンに対する海外からの評価が話題となった。

今回のヌートバーのように、日本生まれではないものの、代表チームでプレーしたリーチ・マイケルは「日本のファンは本当に最高」とコメントすれば、ラグビー強豪国の豪州では「ラグビーW杯で、日本ファンが最高のサポーターであることを証明した」というタイトルをつけて記事を掲載するメディアも現れている。他にもSNSで日本のファンを称賛する海外からのコメントは少なくなかったが、目立ったのは純粋にスポーツを楽しみ、自国の代表チームを応援するとともに、外国のチームに対しても敬意を惜しまないというものだ。

他の競技でもフィギュアスケートの世界大会では、選手の演技が終わると日本のファンが、他国のスケーターであっても、その選手たちの出身国の国旗を掲げて声援を送る姿を見ることができる。2018年の平昌冬季五輪で金メダルを獲得したロシア出身のアリーナ・ザギトワなどを筆頭に日本のフィギュアファンの競技への愛や、選手をリスペクトする気持ちに対して感謝を述べる選手も少なくない。野球、ラグビー、フィギュア以外でも海外の選手がこういった発言をすることはスポーツ界ではよく見られることだ。