「何を考えているのかわからない」と相手に思わせてしまうのは2つの原因が考えられる。一つは会話が少なく、相手のことがよくわからない場合である。

齋藤淳子氏がコーチングを受け持った人の中に、ある会社の工場長がいた。その人の悩みは「部下が挨拶もしてくれない。言葉をかけても反応が鈍く、何を考えているかわからない」ということだった。

(飯田安国=撮影)
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