ユニマットグループのリゾート開発も続く

1984年にオープンした「宮古島東急ホテル&リゾーツ」は老舗のリゾートホテルとしていまだに顧客からの満足度も高い。また、2018年には、森トラストとマリオット・インターナショナルが運営する外資系高級ホテル「イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古」(58室)がオープンしている。

宮古島で最初にリゾートホテルを展開したのは「宮古島東急ホテル&リゾーツ」であったが、その後、孤軍奮闘で宮古島のリゾートを拡大し続けてきたのが「シギラセブンマイルズリゾート」だ。運営・展開しているのはユニマットグループ。同グループは1986年に宮古島でのリゾート開発に着手し、1993年に第1号ホテルがオープンして以来、海岸線に沿って広がる約130万坪の敷地に、専任のバトラーによるオールインクルーシブの最高級プライベートヴィラ「ザ シギラ」やオールスイートの「シギラベイサイドスイート アラマンダ」など9つのホテル(客室数1138室)、ビーチ、ゴルフ場、温泉、20店舗以上のレストランなどがそろう「シギラセブンマイルズリゾート」を展開しており、世界有数のリゾートシティを目指し、現在もさまざまな施設を拡張中である。

新築ホテルコンドミニアムも完売

なかでも、ユニマットグループによる新築ホテルコンドミニアム分譲プロジェクト「沖縄・宮古島ビーチフロント計画」は、販売を担った三井不動産リアルティによると、第I期販売(100室)は、首都圏を中心とした国内の富裕層を中心に内々営業のみで建物竣工1年前に完売したという。これまで都心のタワマンなどに投資していた人々が南の島にも注目しているわけだ。

そうしたニーズもあり、ホテルコンドミニアムの第II期(179室)や新たなるホテル(10室+100室)などが着工・計画中であり、今後も供給を積極的に推進していくという。

このように、外資系高級ホテルの開業ラッシュと並行するように、ホテルの客室を所有し、自身が利用しない時は貸し出す「ホテルコンドミニアム」が、沖縄本島だけでなく、石垣島や宮古島などでも、誕生し新たに開発計画されている。物件によっては、流通市場において販売当初の価格よりも高値で取引されており、キャピタルゲインが狙えるのだ。

当然ながらこうした物件は、ハワイや東南アジアに加え北海道のニセコなどでホテルコンドミニアム投資の実績がある国内富裕層の目にも留まることになる。また、スルガ銀行では、別荘・セカンドハウスローン(ホテルコンドミニアムプレミアム)を富裕層向けに展開しており、すでに多くの顧客が利用しているという。