どんな副業をするべきか

副業といっても、いろいろあります。お勧めしないのは、アルバイトのような時給をもらうタイプの副業です。それでは結局、今の働き方と同じになってしまいます。

副業をするなら、何かの成果物を創り出し、それに対して報酬をもらうような仕事の方がいいでしょう。それだと、時間をあまりかけずにお金を稼ぎやすくなります。

せっかくであれば、副業こそ、「好きなこと、得意なこと、やっていて全く飽きないこと」をやるべきです。極端なことを言うと、趣味を仕事にすれば、その仕事にかける時間は労働時間とは感じなくなります。

好きなことだからこそ成果も出やすく、多くの報酬が得られる可能性も高まります。また、最悪十分な報酬を生み出せないとしても、趣味と捉えられていれば、それにかけた時間を惜しむ必要もなくなります。

具体的な副業のやり方は後ほど述べていきますが、なるべく時給仕事にならず、自分が好きで飽きないことについて学び、取り組んでいくことがお勧めです。

取り組んでいるうちに、副業の収入が生活費を上回るとか、本業の収入を超えるようになれば、会社を辞めてその副業を本業にすることもできます。今の仕事を続けながら副業で稼ぐというのもありです。

まずは、なんでもいいので、副業を開始していく。これをお勧めします。

海外から安く仕入れるルーツを見つける

副業にもいろいろあります。代表的な例は、次の5つです。

① せどり

「せどり」とは、言ってみれば転売のことで、安く仕入れて高く売ることで、その差額の利益を得ることです。安く買い、高く売ることは商売の基本とも言えるでしょう。

やり方はいろいろあり、例えば、海外などから安く仕入れるルートを見つけて、そこで仕入れたものを高く売ったり、リサイクルショップなどで安く買ったものに手を加え高く売ったりすることで、利益を得ます。

ショッピングバッグを大量に持つ女性
写真=iStock.com/imtmphoto
※写真はイメージです

最近では、ネットをフル活用してせどりを行うことができ、方法はさまざまです。中には、高価なものを仕入れてポイントを得たうえで、ネットのサイトで転売を行い、その差額の利益とポイントを得るようなやり方もあります。

ちなみに、転売自体は違法ではありませんが、やり方や販売商品によっては法令違反になることがあります。はじめる前に、転売に関する法令やマナーを確認しておくことをお勧めします。