アフターコロナに注目される投資テーマは何か。複眼経済塾塾長の渡部清二さんは「『ユーズド・イン・ジャパン』や『金融ハブ』で日本、とくに東京が注目を集めつつあります」という――。

※本稿は、渡部清二『会社四季報の達人が全力で選んだ 10倍・100倍になる! 超優良株ベスト30』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。

スーツケースを引いて空港ターミナルを歩く乗客
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リーバイスはなぜメード・イン・ジャパンを打ち出したのか

2000年以降、中国が「世界の工場」と呼ばれるようになり、多くのものが作られるようになりました。やがて、中国の人件費が上がると生産拠点は東南アジアに移っていき、先進国では製造業の空洞化が起こりました。