財布の中に、ラブホテルや風俗店のポイントカード…
夫婦トラブルの相談を受ける中で、ここ数年目立つのは、スマホやパソコンといったデジタルデバイスから浮気の証拠が出てくるケースが急増していること。ただ、デバイスに注意が向くあまり、思いがけないことで不貞が発覚することも多い。それが、「CASE1」のように自分の行動や癖が知らず知らずのうちに反映される財布の中身であることも少なくない。
迂闊な例としては、財布の中に、ラブホテルや風俗店のポイントカード、浮気相手と2人で行ったレストランのレシートなど、浮気の言い訳すらできないような証拠品が残っていたケースもある。
疑いを持つ側としては、どんな小さな手がかりでも見逃さない勢いでいる。「スマホは見られても、財布の中身まではさすがにチェックされないだろう」という考えは甘すぎるのだ。
いずれのケースにも共通して言及できるのは、「浮気の芽を見つけたら、いち早く摘むことが得策」ということ。事態が大きく動きはじめる前にパートナーの浮気を見破り、冷静に対策を講じることが夫婦関係を維持する秘訣であることは間違いない。