――新統合戦略によって、具体的に何が変わっていくのでしょうか。
筒井 新統合戦略は、3つの面で大きな革新があります。1つ目は商品・サービス、2つ目はサポート、3つ目はITインフラです。
まず商品に関してですが、これまでの商品体系は、主に死亡保障の主契約がベースにあり、その上に医療や介護といった特約を積み上げていく構造になっていました。ただこうした構造は複雑で、お客様にとってわかりにくい面があったと思います。
複雑な商品体系は、多様化するライフサイクルへの対応という点でも課題がありました。今や備えるべき投資をしてでもシステムを抜本的に改革すべきだという決断をしました。
そうした反省に立ち、新統合戦略では主契約・特約という分け方をなくして、一つ一つを単品化。お客様ご自身の状況に合わせて自在に選んで組み合わせていただける商品体系にしていきます。