ほぼ全方位に投資している

私の個人的な運用を紹介すると、国内・海外の不動産、太陽光発電、個別株、投信積立(iDeCo口座、つみたてNISA口座、一般特定口座)、商品先物取引、金積立、日経225先物指数、NYダウ先物指数、FX、仮想通貨、仮想通貨のマイニングなどなど、ほぼ全方位に投資しています(トレードは毎日やっているわけではなく、チャンスが来たときだけです)。

インフレ時には借金による投資が有利となるのですが(金利は上昇しますが)、自己資金を抑えてレバレッジが効かせられるため、インフレ・デフレに関係なくローンを組んでの投資(不動産と太陽光)を継続しています。

昨今の資源高、円安を受けて資産が増えているのは、米国株式と米国ETF積立、金積立、米国不動産、FX、外貨預金です。

ただしこれらは数年前から仕込んでいるものが多く、私にはいまの為替レートや金価格で始める勇気はちょっとありませんが、積立なら始めやすいのではないでしょうか。

暴落を期に米国株は積み増し

一方、ロシアのウクライナ侵攻で株式相場が暴落したのを期に積み増ししたのが米国株・米国ETFです。

個別株では長期連続増配している高配当銘柄に投資をしています。

なぜ米国かというと、米国は移民を受け入れており、人口が増加し続けています。人口が増えれば住まいも必要だし消費もします。さらに他の先進国と違い、少子化問題もあまりありません。彼らが大人になればやはり結婚して家や車を買ったり消費をするでしょう。つまり内需は右肩上がりであり、それは当然企業業績にも跳ね返り、株価も途中で乱高下はあったとしても、長い目で見れば右肩上がりではないかというのが私の推測です(あくまで私個人の予想ですから外れるかもしれません)。

次に、なぜ高配当かつ長期連続増配銘柄か。

高配当が好ましいのは言うまでもないと思います。株価が乱高下しても、あるいは下落して含み損が出ていても、保有し続ければ配当が得られるので、右往左往する必要がないからです。仮に暴落局面が来たらむしろラッキーで、買い増しすればいい。

ただし、暴落して業績も下がれば配当金も減る可能性があります。そこで長期連続増配銘柄です。長期的に増配を続けている企業は、業績が安定し事業構造も強靭きょうじんであると考えられ、配当金が減る減配のリスクが他銘柄よりも低いであろうという判断です。

実際調べてみると、一度も配当を減らすことなく、30年以上ずっと増配を続けている銘柄が複数あり、中には50年も60年も連続増配している銘柄もあります。そういう銘柄に投資を始めました。2022年2月末の話ですが。

特に米国株は日本株とは異なり1株からでも買えるので、資金が少なくても可能です。