難関私大の合格率上位は首都圏の公立中高一貫校が独占

【公立中高一貫校 難関私立大学合格率ベスト10】(※)文末に50位までのランキングを掲載

1 千葉・県立 280.2%
2 小石川中教(東京)231.0%
3 東葛飾(千葉)230.4%
4 三鷹中教(東京)228.0%
5 南多摩中教(東京)227.2%
6 相模原中教(神奈川)217.8%
7 南(神奈川)196.2%
8 桜修館中教(東京)187.1%
9 武蔵・都立172.2%
10 両国(東京)168.6%
(早慶上理MARCH、学習院、関関同立、現役・浪人合計)
『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』
『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』

「高校受験で入学した場合、大学受験が3年後と時間的余裕がありません。しかし、6年一貫教育だと、長期的な視点での教育もできますし、課外活動などに注力させる時間もつくれます。特にここ数年はコロナ禍が続いた影響で、ほとんどの高校で課外活動を行えませんでした。一貫校の中学時代に課外活動を行えた子のほうが、推薦入試などで有利に戦えたのではないでしょうか」

都立の富士や武蔵が2021年度から高校募集を停止、完全一貫校化した。両校の躍進も期待される。

「従来は中学入学組と高校入学組の勉強進度が異なり、調整が必要でした。高校募集を停止したことで、より一貫性のある指導で実績を上げてくれるのではないでしょうか」

早稲田大学
写真=iStock.com/mizoula
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