Q 小学生の子供が夏休みにやっておくといいことを教えてください。

A 言語とスポーツは早くからやったほうがいい。

生まれたばかりの子供にはいろいろな可能性がありますが、語学に関する能力や、音楽やスポーツの基礎的なセンスの発達は10歳ぐらいで大体止まっちゃうらしいんですよね。

少年はサッカーボールで遊ぶ
写真=iStock.com/RealPeopleGroup
※写真はイメージです

ですから、夏休みに限りませんが、日常的に外国語を聴かせておいたほうがいいと思います。お金があったら、長期休みに短期間の留学をさせるのでもいいかもしれません。

西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)
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とにかく量を聴かせれば聴覚は鍛えられます。家でCNNやBBCの放送を流しっぱなしにしておくとか、英語や中国語の映画を一緒に見るようにするといいと思います。それだけで自分の耳にない発音の引き出しが広がりますから。

僕はサッカー選手の本田圭佑さんの会社の手伝いで10代の子供たちにサッカーを教えるプロジェクトをやったことがあるんです。その際に、リフティングを教えたんですけど、小学生は毎日練習すると1日1回ぐらい記録が伸びていくんですよ。でも中学生や高校生は記録があまり伸びなかったんですね。脳の知覚と筋肉の発達の問題だと思うんですけど、あれは驚きましたね。

だから、思いっきり体を動かしたり、スポーツの習いごとを集中的にしたりするのもいいと思います。