圭さんの「将来への見通しの甘さ」に危機感か

小室眞子さんの“奪還計画”が進んでいるように思えてならない。秋篠宮家と宮内庁が秘かに動いているような気がする。

車で皇居を出られる秋篠宮ご夫妻=2022年4月26日、皇居・半蔵門[代表撮影]
写真=時事通信フォト
車で皇居を出られる秋篠宮ご夫妻=2022年4月26日、皇居・半蔵門[代表撮影]

無論、その背景には、結婚相手である小室圭さんに対する想像以上の失望感があるはずだ。

2度目の司法試験が不合格になったことがきっかけではない。それは想定内だったと思う。

それよりも秋篠宮家と宮内庁に危機感を覚えさせたのは、小室圭さんの「責任感のなさ」や「将来への見通しの甘さ」ではないか。

小室圭さんは、7月にも司法試験を受けると公言しているようだ。そこで落ちても、何度でもチャレンジするか、もう一度大学に入り直して法律の勉強を続けるつもりなのかもしれない。

その意気やよしではあるが、眞子さんとの生活はどうするつもりなのだろう。報じられているところによると、圭さんの年収は600万円ほどではないかといわれる。一部報道では弁護士と同等の2000万円というものもあるが、弁護士見習いにそれだけ払うとは考えにくい。

ニューヨークのマンションの家賃は50万円ぐらいだといわれているから、年収が600万円なら家賃だけで吹っ飛んでしまう。最近、眞子さんがメトロポリタン美術館で働き始めたという情報もあるが、正規のキュレーターにでもならない限り、アルバイト程度の収入にしかならないはずである。

貯めた皇族費も物価高で使い尽くしてしまうのでは

1億4000万円といわれる一時金を断ったが、眞子さんが毎年もらっていた皇族費を貯金していた分が1億円ほどあるから、当分はそれでしのげるという見方がある。

もしそうだとしても、結婚して皇室を離れてわずか7カ月の間に、結婚会見の会場費、渡米まで過ごした高級マンション代、ニューヨークまでの航空運賃、毎月の生活費で、かなり目減りしていると思われる。

警備費用はどうなっているのかは知らないが、物価の高いニューヨークで暮らし続ければ、あと数年で使い尽くしてしまうのではないか。

朝日新聞(5月6日付)は、アメリカでは高インフレが続き、ニューヨークの築100年を超えるアパートの値段が、約2300ドル(約30万円)だったのが、家主から、契約更新で7割値上げすると通告された店子の話を報じている。

23歳の若者で、月収約3000ドル(約39万円)だが、3人でシェアすることで何とか暮らしていたが、7月までに退去せざるを得なくなり、ニューヨークから出て行くと話している。

小室夫妻が住んでいるマンションの家賃が7割も値上げになったら、貯金が底をつくのはそう遠い先ではない。