大切なのは「地道にカネを稼げる人」と認識されるかどうか
ここまでご覧になって「自分にはとてもそんな経験はない」と萎縮された方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、企業は偉大な数的成果を求めているわけではありません。たとえば「アルバイト先で当日が消費期限のパンを割引販売するよう提案し、売り場の利益率を5%改善した」というエピソードは偉大な成果ではありませんが、着実に内定へ近づく3要素を満たしています。
そして逆に1つ、学生が書かない割には面接官から「カネを稼げそうな人」と認識されやすい話題をお伝えします。それは「年上から気に入られる」エピソードです。
あなたがこれから入社して、自分の意見や企画を通すために説得するのは年上の先輩方です。先輩方から気に入られる能力は、立派な「企画を通し、カネを作る」能力として売り込めます。その際も必ず3要素に当てはめて「アルバイト/サークル/部活などで、目上の方へ根回しをしてやりたいことを実現し、数字で見える成果を出した」と説明しましょう。