「不景気だからマンション販売も厳しいだろうとよくいわれます。でも、意外に成約率は悪くないんです。長いこと価格が低迷しているので、これ以上は落ちないだろう。要するに『底』だと思う人も一定数いらっしゃいますから」

三井不動産グループでマンション販売を手がける藤沢侑氏(ペンネーム)はこう語る。2009年、首都圏のマンション発売件数は4万戸弱と最盛期の半分以下に激減した。そのせいもあって成約率の改善が進んだという。