欲しいものがなければお金は使わない
普段着に至ってはラフそのものです。
たまに自分の意思で購入する服もありますが、現役時代からお世話になっているメーカーさんからジャージやポロシャツを支給してもらっているので、いまでもありがたく着させていただいています。YouTubeの「Satozaki Channel」での半袖ポロシャツ姿、あれが普段着だと捉えていただいて結構です。
小さいお子さんがいる人ならわかってもらえるかと思いますが、そもそも子供と一緒にいると遊びに付き合うことも日常的となり、どうしても服が汚れるときがある。
そういう想定があらかじめあるので無駄にファッションにこだわる必要性はありません。僕に支給してくださるメーカーさんはスポーツブランドですから機能性に優れた服ばかり。しかも普段着にも使えるとなると、これ以上ないメリットがあるわけです。
質素であることに悪い要素はなにひとつとしてありません。お金があるからといって、無理に使っても損をするだけ。欲しいものがなければ使わない。これがベストです。
ドラマは大好きだけどサブスク加入には慎重
2020年4月。新型コロナウイルス感染拡大によって、初めて緊急事態宣言が発出されました。プロ野球の開幕が6月まで延期されたこともありますが、評論や解説で球場へ行くことが多い僕は仕事の自粛を余儀なくされ、およそ2カ月間、不要不急の外出を控えることとなりました。
僕に限らず、社会人のほとんどがそんな生活を強いられたことでしょう。なかには収入が激減し、仕事を失った人もいたはずです。
こんなことを書いてしまうと不謹慎だと思われるでしょうが、僕にとってこの期間はいい休養となりました。
どのように過ごしてきたか? 基本的に自宅から出ませんでしたから、ひたすらドラマを観ていました。
5年ほど前からHDDレコーダーに録画して溜まりに溜まっていた作品を、文字通り一気観。
池井戸潤さん原作の大ヒットドラマ「下町ロケット」と「半沢直樹」の第2シーズン、大河ドラマ「麒麟がくる」など「早く観たい」と楽しみにしていながら仕事が忙しくて観られなかった作品を、時間を忘れるくらいに見入りました。実に有意義な期間でした。
僕は国内ドラマが大好きです。
そのため、話題作もそうでない作品も興味を持ったらまずは録画します。そして、前述のように時間ができたら一気観したり、数日間で集中的に観ます。
最近、周りからよくこんなことを聞かれます。
「そんなにドラマが好きなら、サブスクで観ればいいのに」
ここ数年話題の「Amazon Prime Video」「Netflix」「Hulu」といった、サブスクリプション(定額料金)でたくさんの作品が楽しめる動画配信サービスがあります。自分の好みに応じて加入すれば楽しめるし、経済的です。ただ、観る時間がないのに加入してしまったら、それは余計な出費。
だからこそ、僕は必要なサービスを慎重に選ぶようにしています。いまはHDDに録画したドラマを「制覇」するので手いっぱい。だからサブスクには入りすぎないようにしています。