テレビでは、ドラマ「家政婦のミタ」が大人気のこの頃だが、実は現実の世の中でも家事代行サービスがじわじわと広がりを見せつつある。

野村総合研究所が25歳から44歳の女性を対象にした調査によると、「今後家事代行サービスを使ってみたい」と答えた人は約6割。「仕事と家庭の両立を実現するための選択肢のひとつとして、利用を検討する人が増えているのではないか。将来的には、現在約560億円の清掃専門サービスの市場は約3360億円に、総合型の家事代行サービス市場は約290億円から約1720億円に成長するのではないかと予想されます」(野村総合研究所 主任コンサルタント 武田佳奈さん)。