13歳の娘「もしママに彼ができても私はパパとは呼ばないよ」

【かずみ】伝える前に見透かされてしまいました(苦笑)。離婚を決めてからも、娘の前では夫の悪口は言わないように心がけてはいたんですが、夫にイライラしているのが態度に出ていたのかもしれません。

あるとき、「ママ、パパのこういうところ苦手なんだよね」と言うと、立て続けに、「ママ見ていればわかるよ。別れちゃえばいいじゃん。私が大人になるまで待っていたらママ、おばあちゃんになっちゃうよ。でも、もしママに彼ができても私はパパとは呼ばないよ」と言うんです。びっくりしましたが、13歳の娘がいちばん大人でした(笑)。娘のために離婚を延ばそうと思っていたので、娘がいいと言うなら早くしようと決断できました。娘の言う通り、もし新たにパートナーを探すなら、独身に戻るのに早いに越したことはないですもんね。

結局、6年かける予定が約2年間の離婚約に短縮され、私たち夫婦は離婚しました。

離婚届
写真=iStock.com/bee32
※写真はイメージです

【くらら】実際に離婚したときはどんな感じでしたか?

【かずみ】離婚届は一緒に出しに行きましたが、夫の新しい家が見つかるまでは引き続き一緒に住むことになっていたので、届けを出したときはあっさりしたもので特に実感もありませんでした。でも夫が家を出て行ったときはやはり悲しくなったのを覚えています。それまで少しずつ写真などは目につかないところにしまっていましたが、それでも彼が置いていったものを片付けていたら感慨深くなりましたね。「こんなことになるためにこの家を建てたんじゃないのに」って。

【くらら】離婚約をしてみてどうでしたか?

【かずみ】離婚約には期限があります。ゴールが決まっていると相手の嫌なところも我慢できるし、お互いの将来に向けて前向きな話ができるので、やはり離婚約をしてよかったと思います。

私の場合、6年間の離婚約の予定が約2年になりましたが、離婚約期間が長い場合は夫に、「私は変わらず離婚したいと思っている」と定期的に伝えたほうがいいと思います。なかったことにされたり忘れられたりしている場合もあるので、意思確認と内容の微調整をしながら進めていくほうがトラブルにならないと思います。

【くらら】離婚した今、どうですか?

【かずみ】離婚した今も彼の会社の経理を続けていますし、私の仕事のデザインも彼に手伝ってもらっています。離婚約中、離婚後も娘が望む間は年に1回くらいは旅行しようと話していた通り、実際に旅行に行って家族として仲良くしています。離婚後もこんなに円満な関係でいられるのも、離婚約という期間があったことでお互い冷静になれたからだと思っています。

私には今、パートナーがいますが前夫には言っていません。何となくそこはお互いにグレーにしています。娘は、「パパと離婚してママはパパの悪口を言わなくなったし、ご機嫌になったからよかった」と言っています。娘のためにも離婚約期間を短くしてよかったと思っています。

かずみさんの離婚約のポイント

●1 娘の養育費、学費は全て夫が払う。
●2 夫婦共有名義の家は最終的には娘に残す。
●3 夫の会社の経理を担当させてもらう=給料=生活費。
●4 娘が高校を卒業するまで結婚を続ける。※途中、変更
●5 娘が住みたい人と住む。住む人が家に残り、親権を取る。
●6 年1回は旅行に行く。死ぬまでふわっと家族。
●7 一緒に暮らしている間はあからさまにパートナーを作らない。

娘の手前もあるので隠すくらいがいい。

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